後期高齢者医療不服審査請求659人分に−6/2審査会へ提出
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道社保協・道年金者組合・札幌社保協などで構成する「後期高齢者医療制度に怒る道民の会」は、5月14日に第1回の不服審査請求を6人の代表が提出して以降、全道に運動参加を呼びかけてきました。
道民の会に参加する各団体や地域社保協をはじめ、ニュースを見たという高齢者の方々から大きな反響があり、函館、稚内、北見、釧路など、文字通り全道各地で審査請求に参加する当事者がふえました。6月2日の提出行動には、高齢者・支援者ら70人が集まって北海道庁赤レンガ前から道庁別館までを行進し、「高齢者差別の制度は廃
止を！」と訴えました。
道の審査会事務局に6人の高齢者代表がこの日持参した588人分の審査請求書を渡し、「国民がいやだといっている制度はやめて下さい」「年寄りを粗末にする国は滅びます」「姥捨て山に強制連行されるようだ」と述べました。
2日以前に提出した分と、この日午後から追加した分を合わせると659人分のマンモス請求となり、全国でも一番多くなりました。
5.31怒りの道民集会
5月31日に札幌北区で開かれた集会には市内をはじめ、遠くは名寄や函館などから審査請求用紙を持って260人の人々が集まりました。90歳になる白石区の男性は「怒ってばかりいるのは体によくないが、今は怒るとき。制度廃止でみんなで大笑いしよう」と発言しました。
